100円カメラ

カメラ=高級品という等式が成立しなくなって久しい。中古カメラ屋にはちゃんと機能するカメラが数百円の値が付けられている(正確にはジャンクのかごに捨てられてある?)のが日常の風景である。しかし、現在新品で入手可能な「最も安価なカメラ」は何だろう? ちょっと前には、100円ショップで売られていた100円のカメラがあったようだが、もう扱っていないようだ(参考文献)。

昨日、鳥取ジャスコの文房具売り場をあるいていたら、こんなものをみつけた。

topvalu single-use camera

ごらんの通り、ただの「レンズ付きフィルム」である。ジャスコのプライベートブランド「TOPVALU」のものだ。普通なら素通りだが、おねだんが200円だったのでひとつかってきた。上記の100円ショップの100円カメラは私は買ったことがないが、おそらくフィルムは別売りであろう。100円ショップにはフィルムも100円で売られていると聞いたことがあるので、フィルムとカメラであわせて200円だ。このジャスコカメラもおなじ価格である。

パッケージをあけてみるとこんなかんじ。

topvalu single-use camera

どうもDNPの「CENTURIA 撮りっきり27枚撮り」もしくは「Torikkiri Do Shot」などと同じもののようだ(参考文献2)。ジャスコで200円なのは、DNPがフィルム関係を生産中止にするからかしら。ほかのDNPのフィルムもあちこちで投げ売りになっているし。

このジャスコカメラ、試写したら分解してみたいと思います。

参考文献

  1. 100円ショップカメラ実写比較テスト, 環境保護団体RANDOM, 1999
  2. DNP撮りっきり(レンズ付きフィルム)がいつの間にか値上げ, “Haniwaのページ”作者のblog, 2008

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